ユニバーサルヘルスケアを実施している国の一覧

ユニバーサルヘルスケアは、すべての国民が医療サービスを受けられるよう制度化された医療システムです。世界各国で様々な形態があり、資金調達方法や医療提供の仕組みは国ごとに大きく異なります。2010年時点でユニバーサルヘルスケアを実施している国は複数あり、今後も導入が進む見込みです。

カナダ

  • カナダの医療制度は公的資金で賄われるユニバーサルヘルスケアです。すべてのカナダ国民は、社会保険制度に基づく医療保険の対象となり、予防医療や一次診療、入院・歯科・口腔外科など幅広いサービスを受けられます。医療サービスは州・準州単位で提供され、所得や職業に関係なく全国民が受診可能です。

メキシコ

  • メキシコの医療制度は、雇用者向け保険、無保険者、民間保険加入者という三層構造になっています。各層で提供される医療の質は異なりますが、すべての住民が何らかの形で医療保険の対象となります。

中国

  • 2010年時点で中国は医療制度改革の真っ只中にあり、患者の入院費用の約60%を公的資金で負担しています。医療サービスの価格は政府が固定し、医師は公務員として扱われます。2009年には国務院が1000億米ドル超の予算を投入し、全人口を対象とした新しい医療保険システムの構築を決定しました。

フランス

  • フランスの医療制度はユニバーサルヘルスケアの好例とされ、約96%の国民が無料または全額払い戻しで医療を受けられます。患者は所得に関係なく複数の医療提供者から選択でき、手術や各種診療の待機時間が長くなることは少ないです。制度は主に所得税を中心とした税金で賄われています。

ドイツ

  • ドイツは国民皆保険制度を採用しており、ほぼすべての住民が医療サービスを受けられます。所得が一定基準以下の約90%の住民は公的保険に加入し、基準は経済状況やインフレに応じて定期的に見直されます。基準を超える住民は民間保険でカバーされます。

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