リスク軽減の計算方法と実践手順
リスク軽減とは
「リスク軽減」は、特定の要因や行動を除外したときにリスクがどれだけ減少するかを示す指標です。たとえば、電力線近くで作業する人ががんにかかるリスクを調べる研究では、電力線近くで働かない群と働く群のリスク差を計算し、リスク軽減率を求めます。この手法は臨床試験でも治療効果の比較に広く用いられます。
必要なもの
- 電卓(または計算アプリ)
手順
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グループを作成する
対象者を「対照群」(電力線近くで働かない)と「実験群」(電力線近くで働く)の2つに分けます。サンプル数が多いほど、リスク軽減の推定は正確になります。
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がん罹患数を調べる
各群でがんに罹患した人数を把握します。リスク軽減は一度に1つの変数で計算する必要があるため、他の要因は別途分析します。
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イベント率(発生率)を算出する
対照群のイベント率は
がん罹患人数 ÷ 対照群人数、実験群も同様に計算します。例:対照群 5/100 = 0.05、実験群 20/100 = 0.20。 -
リスク軽減率を求める
まずイベント率の差(リスク差)を計算します:
0.20 - 0.05 = 0.15。次にこの差を対照群のイベント率で割ります:0.15 ÷ 0.05 = 3。この値がリスク軽減率(相対リスク減少)です。
