患者転送チェックリスト

病院内で患者を別の病棟へ転院する際、医療ミスを防ぎ手続きを円滑に進めるために遵守すべき手順があります。また、プライバシー権や転院情報提供権など、患者の権利も尊重しなければなりません。

1. 医療的に安定していること

  • 緊急でない限り、患者が別の病棟へ転院する前に、医療的に安定していることを確認します。

2. 情報提供権限の確認

  • 患者が意思決定できない場合に備え、機密医療情報を受け取る権限を持つ一名の担当者を事前に指定します。

3. 感染症対策

  • 高度に感染力のある疾患を持つ患者は、感染管理プロトコルに従って安全に転院します。

4. 主治医への連絡

  • 転院時に患者の主治医またはプライマリケア提供者を特定し、必要な情報を共有します。

5. 医療履歴の引き継ぎ

  • 診療記録、検査結果、バイオプシーのスライド、投薬情報、バイタルサインなどを次のケア提供者へ送付し、十分にレビューさせます。

6. 保険情報の確認

  • 保険証をコピーし、医療請求・コーディング担当者が保険状況を把握できるようにします。保険の有無が治療内容に影響しないことを確認します。

7. 通訳の有無

  • 患者が転院を認識しているか確認し、必要に応じて通訳手配を事前に行います。

8. リスク評価

  • 犯罪歴や精神疾患などで他の患者やスタッフに危険を及ぼす可能性がある場合は、リスク評価を行い、必要ならエスコートを手配し、エスコートはケアプランを把握しておきます。

9. 転院時間帯

  • 緊急でない限り、午後5時以降の転院は行わない方針です。

10. 貴重品の管理

  • 患者が自力で持てる場合は本人の協力のもと、持てない場合は家族と共に貴重品を搬送します。

11. 電子データベースへの入力

  • 転院先病棟へ事前に通知し、すべての転院情報を電子データベースに記録します。

12. 生命維持装置の継続

  • 酸素チューブなどの生命維持装置は、転院中も中断せずに使用し続けます。

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