製薬企業向け助成金プログラムの概要
新しい医薬品は、かつては致命的または重度の障害となっていた疾患を管理できるようにし、人々の生活の質を向上させます。精神科医や内科医は、うつ病から脱毛まで幅広い症状に対して薬を処方できます。世界の医薬品売上は2006年に6000億ドルを超えましたが、1つの新薬をFDA承認までに至らせるための開発費は最大で約8億2000万ドルに達することがあります(Joseph DiMasi, Journal of Health Economics)。多くの製薬企業は、連邦政府や民間団体からの助成金で研究開発費を賄っています。
孤児薬プログラム(Orphan Drug Program)
-
FDAの孤児薬開発支援オフィス(OOPD)は、希少疾患治療薬の研究に対し助成金を提供しています。さらに、児童向け医療機器の開発を支援するPediatric Device Consortia(PDC)プログラムもあり、希少疾患に限らずすべての子どもを対象とした治療法に資金が投入されます。
小規模事業イノベーション研究プログラム(SBIR)
-
米国保健福祉省(HHS)は、米国内の小規模事業者向けにSBIR助成金を実施しています。NIHの情報によれば、女性経営者や低所得者が所有する企業の新薬研究開発への参加を促進することが目的です。応募はGrants.govで受け付けています。
アルツハイマー病薬開発プログラム
-
国立衛生研究所(NIH)も、アルツハイマー病治療薬の開発を支援する助成金を提供しています。この助成金は、認知機能の回復や行動症状の軽減を目的とした研究を対象とし、民間・公共・営利・非営利企業、さらには一部の地方自治体にも開放されています。応募はGrants.nih.govで行えます。
迅速アクセスインターベンショナル開発(RAID)プログラム
-
RAIDは助成金ではありませんが、非営利製薬企業や大学に対し、化学物質や分子の大量合成、分析モデル作成などのリソースを無償で提供します。NIHの他プログラムと同様に、応募はGrants.govから行うことが可能です。
