ウエスタンブロット(免疫ブロッティング)の概要
手順
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電圧をかけることで、タンパク質がポリマーゲルをサイズや電荷に応じて移動します。 ウエスタンブロットは主に3つのステップで構成されます。
① 電気泳動:タンパク質混合物をサイズと電荷に基づきゲル上にバンドとして分離。
② 転写:分離したタンパク質をゲルから紙(またはメンブレン)へ転写。
③ 検出・解析:目的のタンパク質バンドを一次抗体・二次抗体で標識し、化学発光や色素反応で可視化します。
研究分野での利用
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ウエスタンブロットは細胞種の同定にも役立ちます。 ウエスタンブロットは生物医学研究で広く利用されています。タンパク質は細胞機能の指標であるため、代謝状態や系統(細胞系譜)を把握できる情報源となります。また、組換えタンパク質の発現確認や発現量の比較にも有用です。
医療での利用
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ウエスタンブロットはプリオン疾患の診断に利用されます。 臨床現場では手間と時間がかかるため利用は限定的ですが、ライム病、HIV感染、クレツフェルト・ヤコブ病(プリオン疾患)などの診断において重要な役割を果たします。
歴史
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ポリマーゲルは免疫化学的反応に適さないため、効率的な転写が大きな進歩でした。 タンパク質をポリマーゲルで分離する手法が初めて報告されたのは1977年です。続いて1979年に、電気ブロッティングによる迅速かつ効率的な転写法が示され、ウエスタンブロットが実用化されました。
名称の由来
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2010年時点で「Eastern blot」という手法は存在しません。 「Western blot」という名称は、DNA解析手法の「Southern blot」やRNA解析手法の「Northern blot」に倣った、科学者間の語呂合わせです。タンパク質の免疫ブロッティングが西側(Western)と呼ばれるようになったのはこのためです。
