薬剤師の倫理規範とは何か?
歴史
1852年に設立された米国薬剤師協会(American Pharmacists Association、旧American Pharmaceutical Association)は、米国初の薬剤師全国組織です。現在使用されている薬剤師倫理規範は、1994年に第6版として制定されました。なお、最初の倫理規範は1848年にフィラデルフィア薬科大学が制定したとされています。
意義
薬剤師倫理規範は、薬剤師の職業が発展するにつれて内容が進化してきました。現行の規範は、患者、一般市民、医療従事者、他の薬剤師、そして薬剤師職全体に対する薬剤師の役割と責任を明文化したものです。
構成
規範は全8原則で構成され、薬剤師の専門的かつ倫理的な行動の指針となっています。
主要な原則
- 自律性と尊厳の尊重
- 善行(ベネフィシアンス)
- 専門能力の保持
- 患者との契約的関係
- 誠実さと正直さ
- 同僚との協働
- 公正さ
- 社会的義務
承認団体
米国臨床薬学会(American College of Clinical Pharmacy)や米国病院薬剤師会(American Society of Health-System Pharmacists)など、国内外の主要な薬剤師団体が本規範を支持しています。
