糖尿病性ケトアシドーシス患者の緊急時の対処法

糖尿病性ケトアシドーシスは、糖尿病の重篤な合併症で、血糖値が異常に高くなることが多く、主に病気やインスリン投与の中断が原因です。血糖値が上昇すると、体内に十分なインスリンがなく、血糖をエネルギーに変換できません。その結果、体は脂肪を分解してエネルギーにし、毒素が血流に放出され、ケトアシドーシスを引き起こす可能性があります。この状態は直ちに医療処置が必要ですが、救急医療が受けられるまでの間にサポートケアを行うことができます。

必要なもの

  • 血糖測定器

手順

  1. 血糖値を測定します。患者が自分で測定できる場合は自分で測定させ、必要なら補助してください。ほとんどの糖尿病患者は医師と相談して目標血糖値を設定しています。その目標を超える、または300 mg/dL以上の場合は、直ちに患者の主治医に連絡し指示を仰いでください。

  2. 患者が倦怠感、激しい喉の渇き、頻尿、行動変化、果実のような匂いの呼気、意識消失などの症状を示したら、直ちに救急サービスへ連絡してください。血糖値が高いだけでなく、これらの症状が見られたら遅れずに119に電話してください。

  3. 患者の長袖や締め付けのある衣服を取り除きます。点滴による静脈内輸液で血液を希釈し、毒素を洗い流すことがケトアシドーシス治療の最初のステップです。救急隊がこの処置を行うことが多く、衣服を外すことで医療スタッフが迅速に対応できます。

  4. インスリンの投与は行わないでください。インスリン療法は入院環境で医師の管理のもと慎重に行われます。

  5. 患者を横向きに寝かせてサポートします。意識がなくなったり嘔吐した場合の安全確保のためです。周囲に鋭利なものや危険物がないか確認し、患者が興奮・攻撃的になる可能性があるので、環境を安全に保ってください。

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