従業員はCOBRA保険の選択を変更できますか?
COBRA保険の概要
従業員が退職や労働時間の削減で健康保険を失った場合、連邦法で定められたCOBRA(Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act)制度を利用して、現在加入している健康保険を一定期間継続できます。従業員数が20名以上の事業主は、従業員が希望すればCOBRAでの継続を提供する義務があります。保険料は、雇用者負担分と従業員負担分を合わせた全額に加えて、月額の管理手数料を支払う必要があります。継続期間は最長で18か月(障害がある場合は延長可)です。
最初の選択期間
保険喪失日または選択通知書が届いた日から60日以内に、COBRA継続の意思表示を行う必要があります。最初に選択を放棄した場合でも、60日以内であれば放棄を撤回し、継続を選択できます。最初の選択期間が過ぎると、特定の資格事由が発生しない限り、保険内容の変更はできません。資格事由が生じた場合、事由の種類に応じて30日から60日以内にプラン管理者へ変更の通知を行います。
選択内容の変更が可能な事由
- 被保険者が障害状態となった場合:障害判定後60日以内に管理者へ通知すれば、延長期間は最大29か月となります。
- 被保険者の死亡や離婚が生じた場合:配偶者は60日以内に通知し、最大36か月まで単独で継続できます。
- 扶養家族が扶養資格を失った場合:同様に60日以内に通知すれば、最大36か月間保険を継続できます。
保険の終了条件
COBRAの継続は、法定の18か月(障害等で延長した場合は最大36か月)を経過した時点、または以下の事由が発生したときに終了します。
- 保険料の未払い
- 個人プランや新たな団体保険に加入したこと
新しい保険が既往症を除外する場合でも、COBRAを継続できるケースがあります。
