Medigap(メディギャップ)保険の費用はどれくらい?
Original MedicareはパートAとパートBの2つから構成され、入院・外来、精神保健サービス、ホスピス・在宅医療、予防検診、医師診察、予防接種などをカバーします。パートAは保険料が無料になることもありますが、診療費の自己負担(コペイ、コインシュランス、控除額)は残ります。
これらの自己負担を補うために、民間保険会社が販売するMedigap(メディギャップ)という補足保険があります。Medigapのプランは標準化されており、プランごとの給付内容は全国で同じです。ただし保険料はプランや加入者の条件により異なります。
給付内容(Benefits)
- 全米の多くの州で10種類の標準化プランが提供されています。プランAは基本的な給付、プランFはすべての給付を含む最も包括的なプランです。一般に、給付が多いほど保険料は高くなります。
- プランFは高額な保険料が特徴ですが、ハイデダクティブル(高額控除額)オプションを選択すると月額保険料を抑えることができます。2011年のプランFの年額控除額は2,000ドルで、これを支払った後に給付が開始されます。
Medicare Select
- Medicare Selectは、MedigapプランをHMO形式のネットワーク制約付きで提供する制度です。ネットワーク内の医療機関を利用する代わりに、通常のMedigapよりも低い月額保険料が設定されます。ただし、すべての地域で取り扱われているわけではありません。
海外旅行緊急支援(Foreign Travel Emergency Benefit)
- 一部のMedigapプランには、米国外で必要となる緊急医療サービス費用を補助する「海外旅行緊急支援」特約があります。こちらは別途控除額が設定され、2011年の控除額は年間250ドルでした。
- 支払率は、控除額支払後に保険が80%、利用者が20%負担となり、総支払上限は50,000ドルです。
保険料の算定方式(Type of Pricing)
- 保険料は保険会社の設定方法により、主に3つの方式で決まります。
- 発行年齢評価(Issue‑age rating):加入時の年齢で保険料が決まり、以後は年齢による上昇はありません(インフレ等で変動することはあり得ます)。
- コミュニティ評価(Community rating):年齢や健康状態に関係なく、同一プランであれば全加入者に同じ保険料が適用されます。
- 取得年齢評価(Attained‑age rating):現在の年齢に基づいて保険料が算出され、年齢が上がるにつれて保険料も上昇します。多くの保険会社がこの方式を採用しています。
以上の要素を踏まえて、個々のニーズや予算に合わせたMedigapプランを選択することが重要です。
