保険会社は既往症をどのように把握するか

健康保険の加入者は、保険会社が自分の現在および過去の健康状態をどのように把握しているのか疑問に思うことが多いです。加入者は保険申し込み時に既往症の詳細なリストを提供する必要がありますが、事実を隠したり情報を省略したりするケースもあります。保険会社は医療記録の請求や調査を通じて既往症を確認します。

医療質問票

保険会社は応募者に医療質問票を配布し、既往症や現在の症状について尋ねます。標準化された質問票により、現在罹患している疾患や過去に患った疾患、現在の症状を把握します。

医療情報局(MIB)

医療情報局(Medical Information Bureau、MIB)は、保険会社が既往症を調べるための情報提供サービスです。リスクの高い健康状態と判断された応募者の情報はMIBに送られ、血圧、検査結果、心電図、身長・体重などの医療情報や、危険な活動への参加歴、運転記録といった非医療情報が照会されます。

リスク評価

保険会社は引受審査(アンダーライティング)を通じて、応募者のリスクを総合的に評価します。年齢、身長、体重、趣味、喫煙・飲酒などの生活習慣、家族の病歴などを分析し、肥満や高血圧といった潜在的な健康リスクを特定します。

重要性

保険会社は既往症を正確に把握し、適正な保険料を設定する必要があります。たとえば、心臓病の既往がある60歳男性と健康な25歳女性では、保険料は大きく異なります。既往症が不明なままでは適切な保険料を設定できず、結果として他の加入者が余分な保険料を負担することになります。

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