メディケアにおけるレスパイトケアのメリット

メディケアは主にパートAとパートBの2つから構成され、1965年に制度が開始された当初から「オリジナルメディケア」と呼ばれています。その後、パートC(メディケア・アドバンテージ)とパートDが追加されましたが、入院・外来治療、予防医療、在宅医療などの基本的な給付はオリジナルメディケア(パートA・B)で提供されます。パートAには末期疾患と診断された方へのホスピス給付も含まれ、レスパイトケア(介護者の休息のための短期ケア)もホスピス給付の一部としてカバーされています。

レスパイトケアとは

  • レスパイトケアは、家族などの主要介護者が一定期間休養できるよう、第三者が提供する短期的な介護サービスです。これにより、介護者の負担を軽減しつつ、ホスピス患者に必要なケアを継続できます。メディケアのホスピス給付では、介護者の休息のために患者を病院、介護施設、またはホスピス施設に最大5日間入所させることが認められています(2011年時点)。利用回数に上限はありません。

パートAでの利用条件

  • レスパイトケアを受けるには、パートAに加入しているか、メディケア・アドバンテージプランに加入していることが必要です。たとえパートA・Bをメディケア・アドバンテージで取得していても、ホスピスサービスはオリジナルメディケアが実質的に管理します。パートB単体ではホスピスやレスパイトケアの給付はありません。

メディケア・ホスピス給付の適用条件

  • 患者がホスピス給付を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

    • 医師が患者を末期状態と診断し、余命が6か月未満であることを証明する。
    • 患者本人がホスピスケアを選択した旨の同意書に署名する。
    • すべてのホスピスサービス(レスパイトケア含む)をメディケアが認定したプロバイダーから受ける。

費用について

  • 2011年時点で、メディケアはほとんどのホスピスサービス費用を100%カバーしています。患者はサービス自体に対して費用を負担しません。ただし、在宅や介護施設での居住費・食費は給付対象外です。

    一方、スキルド・ナース施設や病院に入所してインパーテント(入院)レスパイトケアを受ける場合は、部屋代や食事代が一部カバーされ、コインシュアランス(自己負担)としてメディケア承認額の5%(※時期により変動)を支払う必要があります。

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