メディケアはリハビリ費用を支払うのか?
急性と慢性の医療状態
急性の病状は軽度でも重度でも、時間や治療によって改善が期待できる状態です。理学療法や作業療法などのリハビリは、患者の機能向上や生活の質の改善を目的としています。一方、慢性の病状は時間が経っても改善が見込めません。認知症やアルツハイマー病、高齢者の維持管理などが該当します。メディケアは主に急性状態のケアをカバーし、慢性状態や長期の介護は限定的です。
リハビリテーションの要件
メディケア(パートA)で入院リハビリ施設の費用を受けるには、医師が1日最低3時間、かつ2種類以上の治療(例:理学療法+作業療法)を指示する必要があります。患者は入院患者であることが前提です。治療はメディケア承認施設で行われ、費用は承認された日額の100%が支払われます。期間は患者のリハビリが必要と判断される限り継続されます。
介護施設
メディケアは、入所前30日以内に3日以上の入院歴がある場合に限り、介護施設(スキルド・ナーシング・ファシリティ)の費用をカバーします。患者の状態が改善しなくなると、パートAの給付は終了します。
代替手段
メディケアのリハビリ・介護給付は限られているため、長期介護保険に加入しておくと安心です。長期介護保険は、排泄・移動・トイレ・食事などのADL(日常生活動作)を2つ以上自立できなくなった時に給付が開始されます。もう一つの選択肢はメディケイドで、低所得者向けに長期介護やリハビリを提供しますが、受給には資産や収入の制限があります。
