デュアルメディケア(Dual Eligible)とメディケイドの適格要件

適格障害者・就労者(Qualified Disabled and Working Individuals)

本来メディケアは65歳以上の高齢者向けですが、末期腎不全など特定の健康状態がある65歳未満でも加入できます。メディケイドの対象外で、就労に復帰した結果、保険料無料のパートAが失われた人は「適格障害者・就労者(QDWI)」と呼ばれます。QDWIが連邦貧困線の200%未満の収入で、SSI(補足保障所得)基準の2倍以下の資産しか持たない場合、限定的なデュアルエリジブルとして認められます。この場合、メディケアのパートA保険料はカバーされますが、自己負担額(コペイや控除額)は対象外です。

特定低所得メディケア受給者(Specified Low‑Income Medicare Beneficiaries)

メディケア加入資格があり、収入が連邦貧困線の100%以上120%未満、かつ資産がSSI基準の200%以下の場合、特定低所得メディケア受給者(SLMB)としてデュアルエリジブルになります。SLMBはメディケアのパートB保険料をカバーされますが、毎年再申請が必要で、予算が先着順で配分されます。予算が尽きた年度は新規登録できません。

適格個人(Qualifying Individuals)

メディケアパートAの加入資格があり、収入が連邦貧困線の120%以上135%未満の場合、適格個人(QI)として認められます。こちらも予算が限られ、先着順で配分されますが、認定されればパートBの月額保険料が支給されます。

適格メディケア受給者(Qualified Medicare Beneficiaries)

最も手厚い支援が受けられるのは適格メディケア受給者(QMB)です。パートA加入資格があり、収入が連邦貧困線の100%以下、資産がSSI基準の2倍以下の場合に該当します。QMBはパートA・パートBの控除額、パートB保険料、パートBサービスの自己負担金、熟練看護施設や長期入院の共同保険料をカバーします。フルメディケイド対象者は処方薬費用も支援され、パートA保険料が払えない場合はその支払いも支援されます。

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