配偶者がFSAを持っていても自分はHSAを開設できるか?
健康貯蓄口座(HSA)と柔軟支出口座(FSA)は、利用者主体の医療費支払いを促す制度です。どちらも税引き前の給与から資金を拠出し、医療費に使うことができます。配偶者がFSAを利用していても、条件さえ満たせば自分でHSAを開設し、税金の節約や医療費管理の自由度を高めることが可能です。
健康保険プランの適格性
家族の医療費をHSAでカバーしたい場合、まず加入している健康保険がHSA対象か確認してください。HSAは高額自己負担医療保険(HDHP)でなければなりません。雇用主を通じて保険に加入している場合は福利厚生担当者や人事部に、個人で加入した場合は保険ブローカーに問い合わせましょう。HDHPの条件は、個人負担額が最低1,200ドル、家族負担額が2,400ドル以上であることです。
まずはFSA資金を使い切る
自分がHSAを持ち、配偶者がFSAを持っている場合、まずはFSAの残高を使い切ることが重要です。FSAは年度末に未使用分が失効するのに対し、HSAは残額が翌年へ繰り越されます。両方の口座を活用する際は、FSAを先に消費し、余った資金はHSAに残すことで、資金の有効活用が可能です。
税金の節約効果
配偶者がFSAに拠出した金額は課税前の給与から控除されるため、世帯全体の課税所得が減少し、結果として税負担が軽減されます。さらに自分がHSAにも拠出すれば、二重の税控除効果が得られ、総合的な税金をさらに削減できます。
拠出限度額
2011年時点でFSAには拠出上限が設定されていませんでしたが、2013年以降は年間2,500ドルに制限されました。一方、HSAには拠出上限があり、2011年の上限は個人プランで3,050ドル、家族プランで6,150ドルです。最新の上限額は毎年変動するため、IRSやプラン提供者の情報を確認してください。
