雇用主が健康保険の提供を停止した場合、COBRAは利用できるのか?
COBRAの仕組み
従業員が退職や勤務時間の削減などの「適格事象(qualifying event)」を経験した場合、COBRAの継続保険に加入できる資格が生じます。適格事象は自発的退職・解雇・勤務時間の減少などが含まれ、例外はありますが、加入者は従前の雇用主が負担していた分も含めた保険料全額と、2%の管理手数料を支払う必要があります。
COBRA保険は以前と同じだが変更される可能性がある
COBRA法は、退職後も元の雇用主の団体医療保険プランに加入し続けることを義務付けています。そのため、最初は在職中と同じ保険内容・保険料が適用されます。ただし、雇用主は年に一度団体保険の提供者を変更でき、加入者は自動的に新しいプランに切り替わり新たな保険料が請求されます。希望すればオプトアウト(脱退)も可能です。
雇用主が団体健康保険の提供を停止した場合、COBRAは終了する
元の雇用主が何らかの理由(事業方針の変更、倒産など)で団体健康保険の提供を停止した場合、COBRAの継続はできなくなります。法的には、対象となる団体保険が存在しなくなるため、COBRAの適用は自動的に終了します。
失業者向け連邦COBRA支援
2009年後半に米国連邦政府は、解雇された労働者のCOBRA保険料の65%を最大15か月間補助するプログラムを開始しました。新規加入者の受付は終了していますが、2010年の大半にわたり失業者への保険料補助が継続されました。
