連邦職員向け健康保険の選択肢
米国連邦政府は、連邦職員向けに複数の医療保険オプションを提供しています。雇用開始から60日以内に加入手続きを行い、オープンエンロールメント期間中に選択できます。
健康保険プラン
連邦職員は「連邦職員健康保険(FEHB)プログラム」を通じて、HMO(健康維持組織)やPPO(優先提供者組織)など様々なプランから選べます。保険料と自己負担額の組み合わせも豊富で、保険料が低く自己負担が高いプランや、逆に保険料が高く自己負担が低いプランがあります。加入は雇用開始から60日以内が原則で、期間を過ぎると翌年のオープンエンロールメント期間まで待つ必要があります。保険料は給与から天引きされ、連邦政府が一部補助します。
保険会社の選択肢
FEHBプログラムでは、Aetna、SAMBA、Blue Cross & Blue Shield、Kaiser Foundation など、20以上の保険会社が提供するプランが利用可能です。居住地に応じて利用できる医師や病院が限定されるHMOプランが多く、詳細は人事管理局(OPM)のウェブサイトで比較できます。家族カバーは個人カバーに比べて保険料が高く設定されています。
柔軟支出プラン(FSA)
連邦政府は「柔軟支出アカウント(FSA)」を提供し、従業員は税引き前の給与で医療費や自己負担額を支払えます。加入は雇用開始から60日以内に行い、年間のオープンエンロールメント期間でも加入可能です。
視覚・歯科保険(FEDVIP)
FEDVIP(連邦職員視覚・歯科保険)に加入すると、視覚と歯科のカバーが受けられます。ただし、健康保険と異なり政府からの補助はなく、保険料は全額自己負担です。保険料は給与からの天引きで、税引き前の金額が使用されます。
長期・緩和ケア保険
連邦政府は長期介護や緩和ケア向けの保険も提供しています。加入は年中いつでも可能で、退職が近い職員が利用するケースが多いです。メディケアではカバーしきれないスキルドナーシングの費用を補填しますが、保険料は自己負担で、政府からの補助はありません。
