2010年のHSA(健康貯蓄口座)拠出上限は?

健康貯蓄口座(Health Spending Account、HSA)は、医療費のために貯蓄しながら税金の優遇を受けられる便利な制度です。柔軟支出口座(FSA)と異なり、未使用分は翌年へ繰り越すことができます。

HSAとは

IRS(米国国税庁)が定めた制度で、雇用主のオープンエンロール期間に設定できるほか、金融機関でも個人で開設できます。拠出金は所得税控除の対象となり、医療費の支払いに使用する際は非課税です。口座で得られる利子も課税されません。65歳以上が医療以外の目的で引き出す場合、課税対象となりますが、2021年以降は追加の罰則が適用されます。

2010年の拠出上限

2010年の税年度における拠出上限は以下の通りです。

  • 個人(単身): $3,050
  • 55歳以上の単身者(キャッチアップ拠出): 追加 $1,000
  • 家族: $6,150
  • 55歳以上の家族世帯(キャッチアップ拠出): 追加 $1,000

上限額を超えて拠出した場合、6%の罰金が課されます。HSAに拠出するには、High‑Deductible Health Plan(HDHP)に加入していることが条件です。2010年の最低自己負担額は、個人で $1,200、家族で $2,400 でした。

利用ガイドライン

  • 65歳未満で、かつ Medicare に加入していないこと。
  • 他人の税務上の扶養家族として申告されていないこと。
  • HDHP に加入していること。その他の保険では HSA は利用できません。
  • 医療費以外の支出に引き出すと、10% の罰則と通常所得税が課されます。

今後の変更点(2011年以降)

  • 2011年からは、処方箋が必要な医薬品のみが HSA で購入可能です。OTC(店頭)医薬品を利用するには医師の処方が必要になります。
  • 65歳未満が医療以外の目的で引き出す際の罰則が、従来の 10% から 20% に引き上げられます。

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