メディケア・スペシャルニーズプラン(SNP)とは?
メディケア・スペシャルニーズプラン(SNP)は、2003年にメディケア近代化法が成立したことにより米国議会で創設されました。重篤な健康状態を抱える人々に質の高い医療サービスを提供することが目的です。2007年時点で、米国43州にわたり477のSNPが運営されていました。
対象者(Eligibility)
- 介護施設に長期入所している方、または在宅で看護が必要な方
- メディケアとメディケイドの両方を受給している「デュアルエリジブル」受給者
- 糖尿病、うっ血性心不全、末期腎不全(ESRD)、HIV/AIDS、精神疾患など、1つ以上の慢性または障害性疾患を抱える方(メディケイドSNP対象)
保障内容(Coverage)
- メディケアパートA:入院、熟練看護施設、ホスピス、在宅医療などの費用をカバー
- メディケアパートB:医師の診療、外来治療、予防接種(インフルエンザワクチンなど)をカバー
- メディケアパートD:処方薬の費用をカバー
ケア体制(Care)
- 加入者には「ケアコーディネーター」が割り当てられ、適切な治療や情報提供、医師の指示が実施されているかを管理します。
- 治療は原則としてSNPネットワーク内の医師・病院で受ける必要があります。ただし、緊急時や直ちに対応が必要なケース(例:末期腎不全患者の遠隔透析など)は例外とされます。
