ニュージャージー州の健康保険制度
多くの州と同様に、ニュージャージー州でも健康保険は重要な政策課題です。州は市民と保険会社との関係、そして保険会社が州内で行えること・できないことを規定する法律を持っています。市民の健康を守ることで、将来的な州予算の医療費負担を軽減することが狙いです。
個人健康保険プログラム
このプログラムは、雇用主や政府が提供する保険に加入していない人が、民間保険会社から個人保険を購入できるようにするものです。1992 年に制定され、それ以前は慢性疾患を持つ人などが民間保険に加入する選択肢がほとんどありませんでした。プログラム対象の保険会社は標準の申込書を用意し、申し込み時に保険料を支払うことで承認次第カバーが開始されます。州は保険料比較表を提供し、加入希望者が各社の料金を比較して最も経済的なプランを選べるよう支援します。居住者が基本条件を満たせば、保険会社はカバーを拒否できません。
小規模事業者向け健康保険プログラム
1994 年に制定された「小規模事業者健康保険(SEH)プログラム」は、従業員数が2名以上50名未満の事業者が、従業員の職務や健康状態に関わらず、団体保険を購入・更新できるようにするものです。対象となる事業者は、従業員の過半数が州内で働いている必要があります。保険会社は「不要」と判断した医療サービスのカバーを拒否できる権限がありますが、被保険者はその決定に対して異議申し立てが可能です。ニュージャージー州法では、保険会社は二段階の異議申し立てプロセスを設けることが義務付けられています。
31歳未満の扶養家族に関する法律
ニュージャージー州は、31 歳未満の若年成人の保険加入を拡大するための制度を設けています。この法律により、31 歳未満の子どもは、親が加入している団体健康保険に引き続き加入でき、過去に同プランでカバーされていれば対象となります。ただし、対象者が親になる、結婚する、または親が団体保険から外れた場合は、保険の適用は終了します。
