HMO と PPO の比較

Health Maintenance Organization(HMO)とPreferred Provider Organization(PPO)は、米国で広く利用されている管理医療保険です。どちらも会員に医療サービスを提供しますが、費用や医師へのアクセス、紹介状の要否などで大きく異なります。

費用

  • PPO は一般的に HMO よりも高額です。年額や月額保険料が高く、自己負担額(デダクティブル)は $500〜$2,000 程度です。一方、HMO はデダクティブルがゼロで、診察時のコペイは $5〜$10 程度と低く抑えられます。PPO のコペイは $20〜$30、あるいはそれ以上になることもあります。

医師へのアクセス

  • HMO では「ネットワーク内」の医師リストが事前に決められており、リスト外の医師を受診すると保険適用外となります。PPO はネットワーク内医師はもちろん、ネットワーク外の医師も一定割合または上限額までカバーされます。

主治医(PCP)と紹介状

  • HMO は主治医(Primary Care Physician)を必ず持ち、専門医を受診する際は主治医からの紹介状が必要です。PPO は主治医の登録が不要で、紹介状なしで専門医の予約が可能です。

代替医療

  • 鍼灸やカイロプラクティックなどの代替医療は、HMO ではほとんどカバーされません。PPO はプランによりますが、部分的に保険適用されることが多いです。

その他の医療サービス

  • HMO はX線や採血、注射などのサービスでも主治医からの紹介状が必要です。PPO はネットワーク内であれば紹介状不要で受けられますが、MRI など高額な検査は紹介が必要になることがあります。

保険請求手続き

  • HMO の場合、診療後の請求書類は医師と保険会社が直接処理するため、会員が書類を提出することはほとんどありません。PPO ではネットワーク外医師を受診した際に、全額支払ってから保険会社に請求書を提出する必要が生じることがあります。

健康保険 - 関連記事