テキサス州の健康保険オプション

既往症(既存の医療条件)

既往症が原因で民間保険に加入できない場合、テキサス州では2つの公的保険が利用可能です。テキサス・メディケイドは州と連邦が資金提供し、医療的に必要でかつ費用を負担できない人に無料で健康保険を提供します。メディケイドの対象外でも、連邦政府の「既往症保険プール」に加入できる場合があります。このプールは、既往症により保険加入が拒否された人に対し、保険会社が提供する保険商品を利用できる制度です。応募条件は米国合法居住者で、保険未加入期間が少なくとも6か月あることです。

妊娠

妊娠中の女性は、一般のメディケイド利用者よりも広いカバー範囲が認められます。テキサス州は「妊娠メディケイド」を提供し、妊娠前の検診から出産後60日間の入院・合併症・産後ケアまでを包括的にカバーします。対象となる世帯収入は連邦貧困ラインの185%まで認められ、13〜133%の範囲でしか対象とならない他のメディケイド利用者よりも高い上限があります。

子ども

19歳未満の子どもは、複数の保険オプションが用意されています。2010年の医療保険改革(ACA)により、全米の民間保険会社は既往症を理由に未成年への加入を拒否できなくなりました。民間保険が手が出ない場合は、テキサス州のCHIP(Children’s Health Insurance Program)やメディケイドが利用可能です。CHIPに加入すると、保護者は6か月ごとに最大50ドルの保険料で子ども全員をカバーできます。世帯規模と収入に応じて資格が決まり、たとえば4人世帯で年収44,700ドル未満であればCHIP、22,350ドル未満であればメディケイドに加入でき、保険料は無料です。

考慮事項

メディケイド、CHIP、既往症保険プールのいずれにも該当しない場合は、雇用主が提供する団体保険や個人向け民間保険の加入を検討する必要があります。その際、配偶者や親の保険に扶養家族として加入できるか確認しましょう。たとえば、配偶者が職場保険に加入している場合はオープンエンロール期間にその保険に加入できます。また、26歳未満であれば居住地や婚姻・財務状況に関係なく、親の保険に扶養家族として加入する権利があります。

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