AARP の補足医療保険(メディギャップ)とは
メディギャップ(補足医療保険)は、メディケアが支払わない医療費や処方薬代をカバーする民間保険です。米国政府が保険プランの基準を定め、各州ごとに細部が異なります。AARP は、メディギャップ保険を探すシニア層に最も利用されている団体のひとつです。
意義
AARP(米国退職者協会)は保険会社ではなく、非営利の消費者団体です。加盟者の数を活かして外部の保険会社と交渉し、会員向けに割安な保険料を実現しています。AARP の承認マークが付いた保険は、すべて連邦基準を上回る品質が求められます。
機能
連邦法により、メディギャップ保険は 12 種類のプランが提供されることが義務付けられています。AARP は会員向けに専門カウンセラーや豊富な情報資料を提供し、個々の医療ニーズに合わせた最適なプラン選びをサポートします。自分に必要な医療サービスの量を把握したうえで、適切なプランを選択してください(参考資料は下部に掲載)。
種類
法律上、同一の消費者が複数のメディギャップ保険を同時に契約することはできません。プランごとの保険料は異なり、保険料の高低がカバー範囲を決める指標となります。AARP が提携している保険会社の一例として UnitedHealthcare があり、同社は AARP の名称使用料を支払って保険商品を販売しています。プランは州ごとに異なり、すべての地域で同一のプランが提供されるわけではありません。
特徴
プランは利用者のニーズに合わせて設計されています。たとえば、自己負担額が大きい代わりに保険料が安い「ポイント・オブ・サービス」型や、提携医療機関に限定されるものの保険料が低めの「参加型プロバイダー」型があります。保険料が高めのプランでは、予防医療サービスが無料で受けられたり、処方薬カバーが含まれたりします。
メリット
AARP は提携保険会社を、総合的な健康保護が充実しているかどうかで選定します。会員の福利向上を目的に、保険料の交渉やロビー活動、シニア層に関わる医療情報の提供を行っています。AARP は特定のプランを直接推奨しませんが、メディケアやメディギャップに関する情報へのアクセスや選択支援は行っています。AARP 会員である必要はなく、誰でも AARP 推薦の補足保険を購入できます。
注意点
メディギャップはシニアがメディケアの不足分を埋める一つの手段に過ぎません。メディケイド、メディケア貯蓄プログラム、州の健康保険支援プログラム(SHIP)など、他にも利用できる支援制度があります。これらのプログラムの資格要件を満たす場合、より低コストでカバーできることがあります。
