メディケア・パートBの月額保険料とは?
米国で最も大きな保険制度であるメディケアは、4,000万人以上が利用しています。メディケアはパートA(入院保険)とパートB(診療・外来治療などほとんどの医療費)に分かれ、パートAはほとんどの場合無料ですが、パートBには毎月の保険料がかかります。この保険料は通常、受給者の社会保障給付金から自動的に差し引かれます。
パートB保険料
2023年時点で、2009年12月31日以前にメディケアに加入した人のパートB保険料は月額$96.40です。2010年1月1日以降に加入した人、または社会保障給付金を受け取っていない人は月額$110.50が標準料金となります。さらに、IRSに報告された調整後総所得(MAGI)が一定額を超えると、保険料が追加で課されます。個人で$85,001、夫婦で$170,001を超える所得がある場合、保険料は上昇します。保険料は毎年上がる傾向にあります。
遅延加入のペナルティ
米国人は65歳になる3か月前からメディケア加入の資格が得られ、65歳から4か月間は加入期間が設けられます。雇用主の健康保険に加入している場合、パートBへの加入を見送ることが可能です。しかし、仕事を辞めたり保険が終了した場合、8か月以内にパートBに加入しなければ、保険料が10%ずつ上昇します。特別加入期間を過ぎてしまうと、遅れた年数分だけ保険料が上がります。
保険料支払いの支援
低所得者向けに保険料支援プログラムがあります。2023年の基準では、月収が個人で$923未満、夫婦で$1,235未満の方は「Qualified Medicare Beneficiary(QMB)」対象となり、パートB保険料だけでなく、全ての自己負担額(免除額・コペイ)もカバーされます。月収が個人で$1,103未満、夫婦で$1,477未満の方は「Specified Low-Income Medicare Beneficiary(SLMB)」対象で、保険料のみが支給されます。さらに、収入がやや高い方は「Qualified Individuals(QI)」プログラムに応募でき、先着順で限られた枠が提供されます。州のメディケイド全額受給者や補足社会保障所得(SSI)受給者は自動的に追加支援の対象となります。
メディケア・アドバンテージ(パートC)プラン
一部の受給者は民間保険会社が提供するメディケア・アドバンテージ(パートC)に加入します。これらのプランはパートA・パートBのすべての給付に加え、ほとんどの場合パートD(処方薬)もカバーします。多くのプランは月額保険料が必要ですが、保険料の一部または全部をパートB保険料として支払うものもあり、その分が社会保障給付金に還元されます。
