健康貯蓄口座(HSA)プランの設定手順

概要

健康貯蓄口座(HSA)は、医療費のために設けられた税優遇型の貯蓄口座です。2004年にメディケア処方薬法の一部として導入され、保険料を抑えた分を税前で預け、医療費に使用すれば非課税になる仕組みです。

設定手順

  1. 1. 高額自己負担医療保険(HDHP)に加入する

    HSAを開設するには、まずHDHPに加入する必要があります。IRSが定めた基準(例:個人の場合自己負担上限は約1,200ドル、家族の場合約2,400ドル)を満たす保険が対象です。保険料は比較的低く、予防医療は自己負担額に達する前にカバーされることがあります。

  2. 2. HSAを提供する金融機関を選ぶ

    銀行、信用組合、保険会社などでHSA口座を開設できます。口座の運用は本人が管理し、投資先も選択できます。口座開設は無料ですが、管理手数料がかかる場合があります。2023年度の拠出上限は、個人で約3,850ドル、家族で約7,750ドルです(税制改正により変動します)。

  3. 3. HSAに拠出する

    税前収入からHSAへ拠出します。口座に付く利息や投資利益は非課税で再投資でき、拠出上限にはカウントされません。未使用分は翌年へ繰り越せます。HDHPの加入が終了した場合でも、既存の残高は引き続き使用可能です。

  4. 4. 医療費に合わせて引き出す

    資格のある医療費(診療費、処方薬、歯科・視覚・カイロプラクティック、OTC医薬品など)にのみ引き出しが認められます。資格外の支出に引き出すと、所得税と10%の罰金が課されます。ただし、65歳以上または障害者の場合は罰金が免除されます。

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