診断・治療センターのポリシーと手順の作成と管理
ポリシーと手順の作成
診断・治療センターでは、患者検査、薬剤投与、入院・退院、緊急時対応、請求、機器の清掃・保管、疼痛管理、指揮系統、患者・従業員の苦情・インシデント報告、スケジューリング、品質保証など、あらゆる業務ごとにポリシーと手順(P&P)を策定します。これらは新たな課題が生じたときや古い慣行が時代遅れになったときに随時更新される「生きた」マニュアルです。従業員がいつでも参照できるよう、中央のアクセスしやすい場所に保管します。
形式はシンプルかつ直接的にしつつ、必要なすべてのステップを網羅して簡潔にまとめます。万が一法的紛争が生じた際には、P&P が法廷で遵守状況の判断材料となります。
各 P&P には最低でも以下の項目を含めます。
- 件名(例:「患者スケジューリング」)
- 対象部門(複数部門が関わる場合)
- 承認者名(承認ライン)
- 参照番号(管理用の番号)
- ページ番号(全ページが揃っていることを確認)
- 施行日(ポリシーが有効になる日)
- 改訂日(変更があった日)
- ポリシー文(例:「すべての患者を検査開始から4日以内にスケジュールする」)
- 手順詳細(プロセスの複雑さに応じて長さは変わります)
上記は最低限の情報です。必要に応じて追加情報を記載してください。
国のガイドラインとの整合
P&P を作成する際は、必ず国内の指針や認定基準と合わせます。業界団体や認定機関(例:JCAHO、AAAHC、AAAASF など)が提示するベンチマークを確認し、要件を満たすようにします。ほぼすべての診療領域に対応した全国組織が存在します。
マニュアルの最終化
すべてのポリシーと手順が完成したら、目次を付けてバインダーまたは電子ファイルで管理しやすい形にまとめます。管理者と医療部長の承認署名が必要で、署名ページはマニュアルの最初のページに配置し、初回署名後は毎年更新します。
署名ページには次の情報を1行ずつ記入します。
氏名(印刷)、署名、役職、日付
