医療におけるアクセッションレジスターとは何か

アクセッションレジスター(アクセッションログ、アクセッションブックとも呼ばれる)は、医療機関で患者の検体やサンプルの受領、処理、保管を管理するための記録システムです。検体の収集から分析、結果報告までの全過程を追跡できるよう、情報を一元的に保存します。

主な記録項目

アクセッション番号:検体受領時に付与される一意の識別番号です。以後のすべての記録や連絡はこの番号で行われます。

患者情報:氏名、診療録番号、生年月日、性別など、検体採取者の基本情報を記載します。

検体の種類:血液、尿、組織、体液など、採取された検体のタイプを明示します。

採取日時:検体が患者から採取された日時を記録します。

採取者:検体を採取した医療従事者の氏名またはイニシャルを記入します。

受領者:検体を検査室で受け取った担当者の氏名またはイニシャルです。

依頼検査:検体に対して実施する検査や分析項目の一覧です。

検体状態:受領時の検体の外観や損傷、漏れなどの状態を記録します。

保管場所:検体が保管されている冷蔵庫、フリーザー、バイオリポジトリなどの具体的な場所です。

ステータス:検体が検査中、検査完了、追加処理待ちなど、現在の進行状況を示します。

報告日:検査結果が医師や依頼者に報告された日付です。

レジスターの活用と重要性

アクセッションレジスターは、検体の正確な識別・追跡・文書化を可能にし、検査業務の効率化に貢献します。また、迅速な情報検索や結果提供を支援し、規制遵守や品質管理の基盤となります。正確かつ最新の記録を保つことは、ラボサービス全体の信頼性向上に不可欠です。

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