加入時期
パートDの処方薬プラン(PDP)への加入は、メディケアの受給資格が初めて得られる時期、すなわち65歳の誕生日の3か月前から3か月後までに行えます。初回の受給資格時に加入しなかった場合は、毎年11月15日から12月31日までのオープンエンロールメント期間に加入できます。障害に基づくメディケア受給者は、障害給付開始から25か月目の前後3か月間にパートDの受給資格が得られます。
注意点
初回の受給資格時に加入しないまま後から加入しようとすると、遅延ペナルティが課されます。2009年時点では、加入を遅らせた月数ごとに基準価格の1%がペナルティとして加算されます。
情報源
詳細はメディケア公式サイト(https://www.medicare.gov/pdphome.asp)で確認できます。サイト内にはPDP検索ツールもあります。低所得者はパートD加入に際し追加支援を受けられます。情報は社会保障局(https://www.socialsecurity.gov)でも提供されています。
給付の仕組み
全てのPDPは、年間の4つのカバレッジ段階に基づいて給付を行います。① ディダクティブル(自己負担率100%) ② 初期給付期間(薬価の25%負担) ③ カバレッジギャップ(通称「ドーナツホール」)では薬価全額自己負担 ④ カタストロフィック段階では薬価の10%以下の自己負担です。保険料を高く設定すれば、ディダクティブルを下げる(2010年は上限$310)ことや、ドーナツホール期間中の一部カバーを受けることが可能です。
重要ポイント:ドーナツホール
ドーナツホールの仕組みを理解することが重要です。自己負担と保険が合計した薬代が年間一定額(2010年は$2,520)に達すると、プランからの給付が停止し「ドーナツホール」に入ります。ホールから抜け出すには、自己負担総額が一定額(2010年は$3,610)に達する必要があります。その間は薬代全額を自己負担することになります。
加入の検討材料
多くのアナリストによれば、月額処方薬費が$68程度のメディケア受給者が月額保険料$35のパートDに加入すれば、費用はほぼトントンになります。保険料がさらに低い、あるいは薬代が高い場合は、加入が有利になるでしょう。
