メディケア加入者が知っておくべきこと
メディケアの対象と保障内容
メディケアは、主に65歳になると自動的に対象となりますが、障害者や末期腎不全(ESRD)患者はそれより早く加入できる場合があります。
メディケアの4つのパート
- パートA(入院保険):病院での入院費用をカバーします。
- パートB(医療保険):医師の診察や外来治療、医療機器などを対象とします。
- パートC(メディケア・アドバンテージ):民間保険会社が提供するプランで、パートA・Bに加えて追加サービスや処方薬が含まれることがあります。
- パートD(処方薬プラン):処方薬の費用をカバーする別途加入のプランです。
- メディギャップ(補足保険):パートA・Bだけでは足りない自己負担額(コペイ、デデュラブル等)を補填します。
加入手続き
初回加入期間:65歳で社会保障給付を受給している場合、パートAは自動的に加入します。受給していない場合は、初回加入期間(誕生日の前後7か月)に手続きを行う必要があります。
特別加入期間:雇用保険や退職後の保険切替など、特定の事情があるときに利用できる期間です。
年次加入期間(10月15日〜12月7日):翌年のプランを見直し、変更できる期間です。
低所得者向け支援:所得・資産が一定以下の方は、メディケア・エクストラヘルプや処方薬割引カードなどの支援プログラムの対象となります。
保障内容と費用
パートAは入院費用をカバーしますが、入院開始前にデデュラブル(自己負担額)を支払う必要があります。一定日数を超えると日額コインシュアランスが発生します。
パートBは医師診察や外来治療、耐久医療機器などを対象とし、月額保険料とデデュラブル、コインシュアランスがかかります。
パートC(メディケア・アドバンテージ)はプランごとに内容が異なり、処方薬や歯科・視覚サービスが含まれることもあります。プランの「ベネフィット概要」や「費用表」を必ず確認しましょう。
パートD(処方薬プラン)は保険料・デデュラブル・コペイがプランにより変わります。対象薬剤リスト(フォーミュラリ)と薬剤の階層(ティア)を確認し、自己負担額を把握してください。
メディケアの利用方法
医療機関の選択:パートA・B(オリジナルメディケア)では、メディケアを受け入れる医師ならどこでも受診可能です。パートCの場合は、プランのネットワーク内の医師・施設を利用する必要があります。
予防サービス:年1回の健康診断やがん検診、予防接種などはほとんど無料または低額で受けられます。
紹介状の必要性:一部の専門医受診や検査は、主治医からの紹介状が必要です。プランのガイドラインを確認してください。
請求書とEOB(給付説明書):受診後に請求書やEOBが届きます。費用や保険適用範囲を把握するために必ず保管しましょう。
異議申し立て:保険給付が否決された場合は、通知書に記載された手順で異議申し立てが可能です。
最新のメディケア情報や制度変更は、州の健康保険支援プログラム(SHIP)で無料相談できます。
