SSRIs(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)とベンゾジアゼピンの治療ガイド

米国の成人の約18.1%が毎年不安障害に悩んでいます。主に選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRIs)とベンゾジアゼピン系抗不安薬が処方されます。

作用機序

SSRIsは脳内のセロトニン濃度を高めることで気分や不安を安定させます。一方、ベンゾジアゼピンはγ-アミノ酪酸(GABA)レベルを上昇させ、神経活動を抑制して鎮静効果をもたらします。

代表的な薬剤

SSRIsの代表例はフルオキセチン(商品名:プロザック)、パロキセチン(パキシル)、シタロプラム(セレクサ)などです。ベンゾジアゼピン系ではアルプラゾラム(ザナックス)、ジアゼパム(バリウム)、ロラゼパム(アティバン)などが広く使用されています。

使用期間と服用方法

SSRIsは長期的に毎日服用し、不安症状の継続的なコントロールを目指します。ベンゾジアゼピンは短期的・必要時の使用が推奨され、発作前の予防や急性不安の緩和に用いられます。

主な副作用

SSRIsの副作用には吐き気、性機能障害、頭痛、消化器症状、落ち着きのなさ、体重増加、発汗増加、睡眠障害などがあります。ベンゾジアゼピンの副作用は協調運動障害、眠気、混乱、記憶障害、消化器症状、言語障害(発語不全)などです。

注意事項

SSRIs・ベンゾジアゼピン服用中のアルコール摂取は禁忌です。併用すると眠気が増強し、呼吸抑制が起こり、最悪の場合呼吸不全に至ります。

乱用・依存性

ベンゾジアゼピンは乱用リスクが高く、心理的・身体的依存を招く恐れがあります。一方、SSRIsの乱用潜在性は極めて低いです。

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