発泡スチロール(スチロール)恐怖症について
恐怖症とは
恐怖症は、特定の対象や状況に対して過度な恐怖感を抱く不安障害の一種です。対象は触れること、見ること、匂いを嗅ぐこと、さらには食べることまで多岐にわたります。恐怖症は DSM‑IV(精神障害の診断・統計マニュアル)に正式に掲載されており、数多くの人が報告しています。例えば、ジェリービーンやダニに対する恐怖も実在し、公式に認められた恐怖症です。
原因
恐怖症の原因は一つではなく、遺伝的要因や学習経験、脳の情報処理の違いなどが関与すると考えられています。米国の心理学者マーティン・セリグマンの研究によれば、ヘビなど特定の対象に対する恐怖は遺伝的に素因があるとされています。心理療法では、患者と共に恐怖の根源を探り、症状緩和や恐怖の克服を目指す手法が取られます。
発泡スチロール恐怖症(スチロール恐怖症)
発泡スチロールに対する恐怖は決して珍しいものではありません。米国の調査(Saviod Silva)によると、約25万人がこの恐怖症を抱えていると報告されています。主な症状は、スチロールを目にしたり触れたりした際の叫び、極度の不快感、部屋からの退出、接近の拒否、震えや過呼吸などです。
なぜ発泡スチロールなのか
発泡スチロールが恐怖の対象となる理由は複数あります。音に関しては、スチロールが擦れるときの独特な「キーキー」という音が不快感を引き起こすとされています。また、膨らんだ構造に対する不安も指摘され、ポップコーンや膨らんだシリアル、メレンゲなど、同様に空気が多く含まれる食品に対する恐怖と関連付けられることがあります。
DSM‑IVとの関係
恐怖症は必ずしも DSM‑IV に明示的に記載されているわけではありませんが、認知されていないからといって実在しないわけではありません。将来的に新たな恐怖症として正式に加えられる可能性もあります。
