双極性障害のラモトリジン(Lamictal)治療
うつ病・双極性障害連合(Depression and Bipolar Alliance)によると、双極性障害は「極端な気分、思考、エネルギー、行動の変化を伴う治療可能な病気」であり、躁(ハイ)と抑うつ(ロー)の二つの極を行き来することが特徴です。治療薬の一つとして、ラモトリジン(商品名:Lamictal)が用いられます。
双極性障害のタイプ
双極性障害は主に「双極性Ⅰ型」と「双極性Ⅱ型」の二つに分類されます。Ⅰ型は重度の躁エピソードと深刻な抑うつエピソードを繰り返すタイプで、Ⅱ型は重い抑うつエピソードが中心で、躁は比較的軽度(軽躁)です。
主な症状
Ⅰ型で躁状態になると、衝動的な行動、高エネルギー、睡眠不足、思考の奔走などが見られます。抑うつ期は不安、極度の悲しみ、絶望感を伴い、最悪の場合は自殺念慮に至ることがあります。したがって、抑うつ期の適切な治療が不可欠です。
ラモトリジン(Lamictal)による治療
米国メンタルヘルス協会(National Alliance on Mental Illness)によれば、ラモトリジンは「気分エピソードの発症までの時間を遅らせる」効果があり、エピソードの頻度を減らすことで患者の生活の安定に寄与します。
注意点
製薬会社Apotexの情報によると、ラモトリジン使用時に皮疹が出るリスクがあります。軽度の皮疹は数週間で自然に消失しますが、まれに重篤なスティーブンス・ジョンソン症候群など致命的な皮膚反応が起こることがあります。皮膚に異常が現れた場合は速やかに医師に相談してください。
副作用
主な副作用として、めまい、頭痛、協調運動障害、眠気、嘔吐などが報告されています。薬剤の利点とリスクを比較検討し、医師と十分に相談した上で服用を開始してください。
