躁状態の双極性障害の治療法とは?

躁状態(マニックエピソード)を伴う双極性障害は、衝動的・過活動な行動や激しい気分の変動を特徴とし、場合によっては自殺念慮が現れることがあります。以下に主な治療法を紹介します。

心理療法

認知行動療法(CBT)や家族療法が一般的です。患者がストレスに対処し、否定的な思考を肯定的に置き換えるスキルを学びます。

抗うつ薬

かつては躁状態の治療に用いられましたが、近年は躁エピソードを誘発するリスクがあるため、単独使用は避けられます。

気分安定薬

リチウムやバルプロ酸ナトリウムなどが代表的です。血中濃度の管理が必要で、定期的な血液検査が推奨されます。

抗精神病薬

クロルプロマジンやハロペリドールなどが用いられ、急性の躁状態のコントロールに効果がありますが、錐体外路症状など副作用に注意が必要です。

抗てんかん薬

バルプロ酸、ラモトリギン、デバルプロエックスなどが気分の変動を抑える目的で使用されます。外傷性の発作がある患者にも適応します。

電気けいれん療法(ECT)

重度の自殺リスクや薬物療法に抵抗性がある場合に行われます。短時間の電流で脳に発作を起こし、神経伝達物質のバランスを調整します。

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