双極性障害でもSSIを受給できますか?
SSI(補足保障所得)は、身体障害や移動・就労が制限される疾患のための補足的な収入として広く知られていますが、臨床的うつ病や認知症、双極性障害といった精神障害でも受給対象になることがあります。
SSIとは
SSI(Supplemental Security Income)は、障害や精神障害を持つ人々に対して生活費の補助を行う制度です。受給資格が認められると、同時にメディケイド(医療保険)への加入資格も得られます。2023年時点の給付額は月額約300〜600ドルです。
双極性障害について
双極性障害は、極端な「高揚」と「低下」を繰り返す気分障害で、かつては「躁うつ病」と呼ばれていました。患者はうつ状態と躁状態を頻繁に行き来し、以下のような症状が現れます。
- うつ状態:絶望感、慢性的な疲労、涙もろさ、強い悲しみ。
- 躁状態:無敵感、過剰な活動性、異常に高い社交性。
症状は軽度から重度まで幅があり、日常生活や就労に支障をきたす場合があります。
受給資格の要件
双極性障害が重度で、働くことができないほどの障害と認められれば、SSIの対象となります。社会保障局(SSA)は、申請者自身が「就労不能」であることを証明する責任があるとしています。
申請手続き
SSIは最寄りの社会保障事務所で申請できます。電話(1‑800‑772‑1213)で予約を取って申し込むことも可能です。必要な書類は以下の通りです。
- 収入証明書
- 年齢確認書類
- 社会保障カード
- 米国市民権または永住権の証明
- 住所証明書
- 障害診断書(医師の診断書)
申請費用は無料ですが、全員が受給できるわけではありません。
留意点
- 1981年以降、大学生はSSIの対象外です。ただし、1〜12年生(中学・高校生)は対象になる場合があります。
- 受給が却下された場合は、行政審査の上訴が可能です。申請者は自分のSSIファイルの写しを請求する権利があります。
