認知症(老化)の診断方法と注意すべきサイン
認知症は、脳細胞の減少に起因する認知機能の低下であり、老化そのものが必ずしも原因ではありません。脳の機能が正常に働かなくなると、恐怖感や忘却、興奮、抑うつ、新しい情報の吸収困難、長期記憶の呼び戻し困難、感情の平坦化といった症状が現れます。これらはすべて認知症の典型的なサインです。
診断の手順
記憶力の低下や思考力の衰えが見られたら、認知症の可能性を疑います。症状は65歳以降に徐々に進行し、原因がはっきりしないことが多いです。
妄想や被害妄想、幻覚に近い行動が出ていないか観察します。判断力の低下や抽象的思考の混乱も見られます。
性格や行動の変化、例えば引きこもり、無関心、イライラなどが現れたら注意が必要です。
疲労感や抑うつが見られ、さらに攻撃的・偏執的な行動や時間・空間の認識障害が伴う場合は軽視しないでください。
高齢者に明らかな認知症の症状がある場合は速やかに医師の診察を受けましょう。うつ病や甲状腺機能異常、薬剤(例:ブロミド系)副作用、悪性貧血など、類似症状を示す疾患もあります。
近年はCT(コンピュータ断層撮影)を用いた画像診断が一般的です。脳の萎縮が確認できれば、認知症の診断に役立ちます。
