心理テストの種類

心理テストは、個人の人格、精神病理、自己・他者観、学習障害、認知能力など多様な情報を明らかにします。教育現場、治療計画の策定、法的手続き、職場での人事評価など、さまざまな場面で活用されています。

MMPI-2(ミネソタ多項人格検査‑2)

MMPI-2 は、クライアントの人格構造や精神病理を包括的に評価する検査です。健康感覚、家族関係、精神疾患傾向などを示す臨床尺度が含まれ、臨床心理士や精神科医が診断や治療方針の策定に使用します。

HTP(House‑Tree‑Person)テスト

HTP は、紙に家・木・人物を描かせた後、各図に関する質問を行う投影法です。描写と回答から、被検者の自己像、他者観、世界観を読み取ります。心理カウンセリングや発達評価で利用されます。

IQテスト

知能指数(IQ)テストは、子どもの知的能力や認知障害を測定します。学校では、特別支援が必要かどうかの判定や教育プログラムの設計に活用されます。

Beck Depression Inventory(BDI)

BDI は、うつ症状の重症度を自己評価する質問紙です。臨床現場でうつ病診断の補助や治療効果のモニタリングに用いられます。

Myers‑Briggs Type Indicator(MBTI)

MBTI は、個人の性格傾向を16タイプに分類する指標です。外向‑内向、感覚‑直感、思考‑感情、判断‑知覚の4つの尺度で評価し、職場のチームビルディングやキャリア開発に活用されます。

Hare Psychopathy Checklist‑Revised(PCL‑R)

ロバート・ヘア博士が開発したこのチェックリストは、精神病質(サイコパス)の診断基準を評価します。法的無視、良心の欠如、後悔や共感の欠如といった特徴を測定し、刑務所や精神科病院でのリスク評価に使用されます。

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