ADD(注意欠陥障害)の感情面の症状

注意欠陥障害(ADD)は、衝動的で多動的な行動と無活動が交互に現れる心理的障害で、あらゆる年齢層の感情安定性や認知プロセスに影響を与えます。米国国立精神衛生研究所によると、世界中の子どもの3〜5%が7歳未満でADDの症状を示すと推定されています。

不安

ADDのある人は日常のささいな場面でも強い不安を感じやすく、周囲の視線を意識して常に不安感に苛まれます。この不安は、ADD特有の落ち着きのなさが原因の一つです。

怒り

刺激がなくても激しい怒りが突然湧き上がることがあります。これは脳内のホルモンバランスの乱れによるものです。

感情的外傷

ADDは感情処理が苦手なため、交通で割り込まれるといった些細な出来事でも強い感情的外傷を受けやすいです。

うつ状態

集中力の欠如は気分にも影響し、脳内の化学的不均衡により重度のうつ状態に陥ることがあります。

気分の変動

多動と無活動、うつが交互に現れ、外部刺激に応じて1日のうちに複数の異なる気分を示すことがあります。

誤解と併存疾患

米国国立精神衛生研究所のデータでは、ADDと診断された人の約4分の1が双極性障害とも診断されていますが、ADDが双極性障害を引き起こすわけでも、逆に双極性障害がADDを引き起こすわけでもありません。

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