GEが明らかにする電球と光療法の真実

季節性情動障害(SAD)は、冬季の昼光時間減少により抑うつ気分が現れる状態です。米国心理学会によれば、光療法(フォトセラピー)は有効な治療法とされていますが、適切な光の種類に曝露することが重要です。

太陽光の特性

  • 太陽光は全色域の光で構成され、色温度はケルビン(K)で表されます。夏の正午の太陽光は約5500〜7000Kです。冬は太陽が低く、光が大気を斜めに通過するため、光量が減り色温度も低く(約5500〜6000K)なります。体は冬の光量減少に反応し、メラトニンの生成を抑えます。一方、一般的な白熱電球の色温度は約2750Kで、太陽光に比べて黄色味が強くなります。

光療法とは

  • SADの治療には、太陽光に近い全色域光を人工的に提供する光療法が用いられます。典型的には、朝起きた直後に30〜60分間、全色域ライトボックスの前に座る形で行われます。

GEのRevealや類似電球

  • 多くの人工光はスペクトルが狭く、SAD治療には適しません。白熱灯は黄色系統が強いため、メーカーは昼光に近い光を目指した製品を開発しています。代表的なものに「Reveal」「Chromalux」「Pure Lite」などがあり、ネオジムガラス製の青白い電球が使用されています。これらの色温度は約3200〜4100Kで、通常の白熱灯(約2750K)よりは高いものの、夏の昼光(5500〜7000K)には遠く及びません。また、スペクトルに不自然な欠けがあるため、医療的にSAD治療に用いるには問題があります。実際の臨床研究では、太陽光に近いスペクトルを持つ特別なライトボックスが使用されますが、米国国立衛生研究所の報告では、青色光がSADに効果的であるという証拠も示されています。

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