うつ病(季節性うつ)に光療法(ライトボックス)を取り入れる手順とポイント
ライトボックスの選び方
ライトボックスはドラッグストアやデパートでも販売されていますが、うつ病治療のために選ぶ際は医師と相談することが重要です。医師が光療法を単独または抗うつ薬と併用で推奨した場合、処方箋や医療機器販売業者から適切な製品を紹介してもらえます。光強度や使用時間は製品によって異なるため、医師の指導のもと最適なものを選びましょう。保険が適用される場合もあります。
季節性うつ(SAD)の治療
米国家族医学会によると、季節性うつは全人口の約4〜6%が経験するとされています。光療法は主に秋の初めに開始し、自然光が増える春まで継続します。夏や曇りが続く時期に症状が出る人もいるため、症状に合わせた治療計画を医師と作成してください。
光療法の手順
光療法はシンプルです。ライトボックスの光は間接的に目に入る必要があるため、目は開いた状態で箱を見るのではなく、作業や食事をしながら前方に置くだけで効果が得られます。多くの人は朝に使用し、朝食や仕事の際に箱を設置します。タイマー付きの「夜明けシミュレーター」タイプは、起床時に徐々に明るくなるので、自然な目覚めをサポートします。使用時間や光の強さは医師と相談し、個々に合わせて調整しましょう。
使用上の注意点
一般的に光療法は安全とされていますが、以下の場合は必ず医師に相談してください。
- 光に過敏な目をお持ちの方
- 黄斑変性症やその家族歴がある方
- 目の疾患リスクがある方
副作用としては、頭痛、眼精疲労、吐き気、睡眠障害、イライラ、口の乾きなどが報告されていますが、ほとんどは軽度で一時的です。
