記憶力を高めるニーモニックテクニック
情報が脳に保存されていると分かっていても、なかなか思い出せない経験はありませんか? ニーモニック(記憶術)を活用すれば、情報を小さな単位に分割し、覚えやすくすることができます。ここでは、代表的な4つのニーモニック手法を日本語でわかりやすく解説します。
インタラクティブイメージング
単語と具体的な画像を結びつけることで、記憶の呼び起こしを強化します。たとえば、パーティーで昔の知り合い「チャーリー」の名前が思い出せないとき、「charley horse(足がつること)」をイメージし、痛みと彼の顔を結びつけます。このように鮮明な映像を頭に描くと、次に会ったときに名前を忘れにくくなります。
頭字語(アクロニム)
複数の語の頭文字を組み合わせて、覚えやすい単語を作ります。買い物リスト(バター、卵、アルファルファスプラウト、牛乳)を覚えるなら、頭文字から「BEAM」という語を作るだけで、四つの項目を一語で記憶できます。
韻(ライム)
リズムや韻を利用すると、綴りや暗記項目が頭に残りやすくなります。例としては英語の綴りルール「I before E, except after C」や、月の日数を覚える詩「Thirty days hath September; April, June and November; All the rest have thirty‑one; Excepting February alone; Which hath but twenty‑eight, in fine; ’Till leap year gives it twenty‑nine.」があります。
フレーズ
系列の順序を覚える際に、各要素の頭文字が並ぶ語句を作ります。音楽のシャープ順(F, C, G, D, A, E, B)は「Father Charles Goes Down And Ends Battle」、フラット順は逆順の「Battle Ends And Down Goes Charles' Father」で覚えられます。また、かつての太陽系の惑星順は「My Very Easy Method: Just Set Up Nine Planets」(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)というフレーズで覚えられました。
