10代の精神障害の有無を判断する方法
10代は感情の起伏が激しく、普通の行動と異常な行動を見分けるのは難しいことがあります。そのため、精神障害の診断は必ず訓練された専門家に委ねる必要があります。米国メンタルヘルス協会(NAMI)は、精神障害を「思考・感情・行動に乱れが生じ、日常生活の機能に支障をきたす状態」と定義しています。お子さんの行動が学業・対人関係・生活全般に影響を及ぼしていると感じたら、早めにメンタルヘルスの評価を受けさせましょう。スティグマが残っていても、助けを求めることが最善の道です。
判断のポイント
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1. 気分の変動を観察する
思春期の子どもは1日のうちに悲しみ、怒り、歓喜を感じることがあります。親に対してイライラすることも普通です。これらは一般的な行動であり、過度に心配する必要はありません。しかし、ほとんどの日にわたって落ち込みが続く、複数の場面で怒りっぽい、友人や好きだった活動から撤退するような様子が見られる場合は、注意が必要です。
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2. 不安の程度を確認する
テストやデートなど特定の状況で不安を感じるのは普通です。しかし、過度の不安が社会的活動や学業への参加を妨げる場合は問題です。パニック発作や突然の強い不安は本人だけでなく周囲にも不安を与え、専門的な介入が必要なサインです。
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3. 怒りの表れを評価する
怒りは思春期の典型的な感情で、親や兄弟に向けられることが多いです。これは自立への生物学的・社会的欲求の表れでもあります。ただし、身体的な喧嘩や財産破壊、暴力的な言葉の脅迫など、暴力にエスカレートする場合は異常です。以前は問題行動がなかった子が急に攻撃的になる、あるいは違法行為で逮捕された場合は、メンタルヘルス評価が必要です。
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4. 自殺・自傷・他害の兆候を監視する
自傷行為は決して普通ではありません。自殺をほのめかす言動や、腕や脚に小さな切り傷をつける、頭を打ちつけるといった行為は直ちに専門家に相談すべきです。また、命を絶ちたいという発言や、他者に対する殺意・暴力の予告・実行も深刻な警告サインです。いずれの場合も、速やかなメンタルヘルス評価が求められます。
