病的嘘つきの特徴
ほとんどの人は嘘をつくことが道徳的に間違っていると認識していますが、時折小さな嘘や白い嘘をつくことがあります。その際は罪悪感や真実が露呈する不安を感じます。一方、病的嘘つきは頻繁に、しかも容易に嘘をつき、全く後悔しません。嘘が日常化し、真実と嘘の区別がつかなくなるほどです。
診断
DSM(精神障害の診断・統計マニュアル)では、病的嘘つきを単独の精神障害として認めていません。代わりに、双極性障害、自己愛性パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害などの他の障害の症状として位置付けられます。
定義
病的嘘つきは「強迫的嘘つき」と混同されがちですが、違いがあります。強迫的嘘つきは嘘に依存し、結果への配慮が少ないのに対し、病的嘘つきは自己の利益や目的のために嘘を利用し、他者を操作・支配しようとします。罪悪感や後悔はほとんど感じません。
見分け方
嘘をつく際に目を合わせない、高音の声になるといった身体言語が典型的ですが、病的嘘つきはこれらのサインをほとんど示しません。むしろ、嘘をつくことに全く不安を抱かず、完全にコントロールできていると感じます。彼らの語る嘘はしばしば信じがたく、都合が良すぎます。質問や真実を突きつけても、話を修正せずに嘘を続け、罰則があっても真実を認めません。
