正常値と測定方法
ノルエピネフリンは尿検査または血液検査で測定されます。血液検査の基準値は約60 ng/100 mLとされていますが、食事や服用中の薬剤によって変動します。検査結果は個人の生活習慣や検査を行ったラボの基準にも左右されるため、必ず担当医と結果を確認してください。
体内での機能
ノルエピネフリンはホルモン兼神経伝達物質として、注意力やストレス反応を司る脳領域を調整します。また、血管を収縮させ血圧を上昇させる作用があり、心拍数や「闘争・逃走」反応の制御にも関与しています。
うつ病との関係
ノルエピネフリンの低下は注意力低下や血圧低下を招き、うつ病やADHDのリスクと関連しています。さらに、血圧や心拍数の上昇といった身体的反応は不安感を増幅させることがあります。
ノルエピネフリンを増やす方法
食事でノルエピネフリンを増やすことが可能です。タンパク質が豊富な鶏肉、卵、カッテージチーズ、魚はアミノ酸を供給し、神経伝達物質の合成を助けます。バナナはチロシンを含み、ビーツはベタインを含むため、どちらも気分改善に有効です。
低血圧や医療現場での使用
ノルエピネフリンは血圧維持のために点滴や注射で投与されます。投与中は呼吸、心拍、血圧をモニタリングし、必要に応じて用量を調整します。具体的な数値での測定は行わず、身体の反応を見ながら投与が続けられます。
過剰投与の症状
ノルエピネフリンを過剰に投与されると、視界のぼやけ、徐脈、頭痛、蒼白、嘔吐、胸痛などが現れます。また、アレルギー反応として蕁麻疹、呼吸困難、異常な心拍、筋肉痛・脱力、急激な頭痛や意識混濁が起こることがあります。
