病的嘘つきのサインと症状
病的な嘘つきはいつから?
マルタ・スタウト博士(2005年『The Sociopath Next Door』)は、約25人に1人は良心が欠如した状態で生まれると指摘しています。感情や罪悪感がなく、他者への配慮がありません。多くの専門家は、この行動が顕在化するのは思春期、14〜15歳頃と考えており、男女比はほぼ同等です。
病的な嘘の動機
嘘はトラブル回避の手段として使われることが多いですが、習慣化すると日常的に嘘をつくようになります。病的な嘘つきは、他者より目立ちたいという欲求が強く、自己肯定感の低さから「自分が一番だ」とアピールしようとします。話題は有名人や英雄的行為、超人的な能力など、事実確認が難しい内容が中心です。
病的な嘘つきの目的
彼らの唯一の目的は自分の利益です。常に他人を操作し、自己重要感を膨らませます。衝動的に誇示的な行動を取り、失敗はすぐに他者のせいにします。ナルシシズムが関与するケースもありますが、全員が診断されるわけではありません。反社会性パーソナリティ障害(社会病質者)と診断された人では、病的な嘘はほぼ必ず見られます。性的逸脱、窃盗、夜尿症など他の問題行動と併存する場合は、深刻な精神疾患が潜んでいる可能性があります。
病的な嘘つきへの対処法
病的な嘘つきは自己防衛機構が完備しており、自分が勝っていると錯覚しがちです。家族や同居人は、事実を記録し、感情的に巻き込まれないよう備える必要があります。嘘を見抜くことは難しいですが、目を合わせて誓いのように語る姿勢が特徴です。恋愛関係にある場合は特に波乱が予想されますので、冷静に事実を確認し、必要なら専門家の支援を求めましょう。
