ADHD(注意欠陥・多動性障害)の主な症状と対策

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、主に子どもに発症し、成人期まで続くことがある発達障害です。集中力の低下や興味の欠如、衝動的な行動、過度の多動などが典型的な症状で、通常は6つ以上の症状が見られます。

多動性・衝動性

子どもに多動性や衝動性が見られることは一般的ですが、ADHDの子どもはそれが頻繁かつ重度です。診断には、同年齢の子どもと比べて6か月以上にわたり、通常の行動を超える症状が必要です。衝動的な行動は、質問が終わる前に答えてしまう、他人の話を遮るなどの形で現れます。

主に不注意型

主に不注意型のADHDは、衝動的な行動は少ないものの、周囲への関心が薄く、作業に注意が向かないことが特徴です。静かに座っているように見えるため、教師や親が症状に気付かないことがあります。

混合型(多動性・不注意)

混合型のADHDは、多動性・衝動性と不注意の両方の症状が見られます。各カテゴリから6つの症状が組み合わさり、退屈感、じっと座れない、作業の整理や完了が困難などが挙げられます。

ADHDの原因

米国国立精神衛生研究所によれば、ADHDの原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝子、母体の喫煙などの環境要因、脳損傷、血糖値などが関与すると考えられています。家族内での発症率が高いことから、遺伝的要因が示唆されています。

治療法

ADHDの治療には、薬物療法、行動変容を促す心理療法、そして保護者や教師への指導法を学ぶ教育的支援が用いられます。子どもだけでなく成人にも効果的な支援が提供されます。

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