情緒障害の定義・特徴・評価・治療と支援方法
定義
フロリダ州教育省の特別プログラム指針によれば、情緒障害(エモーショナル・ハンディキャップ)とは、持続的かつ一貫した不適応行動が顕著に見られ、学習や生活に支障を来す状態を指します。学生だけでなく、成人にも当てはまりますが、定義上は「学生」という語が用いられています。
特徴
- 学業や日常生活のスキルが他の要因で説明できないほど向上しない。
- 親や教師、上司や同僚などとの満足できる人間関係を維持できない。
- 状況に対して不適切な感情反応を示す。
- 慢性的な抑うつ気分や不快感が続く。
- 個人的・学業的・職場的な問題に関連して、恐怖に伴う身体症状(頭痛やパニック発作など)を呈する。
評価
情緒障害と診断するには、心理的評価が必須です。特に感情の発達が著しい子どもは、正常な行動と障害的な行動を見分けるために教師が基準を把握しておくことが重要です。同様に、管理職や指導者も従業員の異常サインに注意し、適切な支援を提供できるようにしておく必要があります。
治療
情緒障害は実在する疾患であり、本人が「すぐにでも直す」ことはできません。目に見えにくい感情的な問題であっても、身体的な苦痛と同様に真剣に受け止め、適切な支援と治療を受けることが回復への第一歩です。
療法
治療の中心は行動療法であり、薬物療法は補助的に用いられることが多いです。情緒障害を抱える人が自らの感情を言語化し、適切にコミュニケーションできるようになることが、長期的な改善に不可欠です。
