若者向けの治療的アクティビティ
治療的な活動は、若者自身の興味や情熱から見つけることが大切です。会話の中で好きなことや将来やってみたいことを聞き出し、治療効果が期待できる活動を一緒に探しましょう。提案は自由にして構いませんが、無理に強制しないことが重要です。
芸術活動
-
芸術は言葉にしにくい感情を表現する手段となり、自己理解を深めます。絵画、彫刻、デジタルアート、コラージュ、マスク作りなどのビジュアルアートや、演劇、DJ、楽器演奏、バンド活動などがあります。また、ブログやジン、日記、詩の執筆も効果的です。最初はアイデアや課題を提示し、本人が主体的に取り組めるようサポートし、作品の共有を望まないときはプライバシーを尊重しましょう。評価や変更を求めず、本人の表現を受け入れることが大切です。
家庭・庭での創作活動
-
料理や家具の製作、時計やパソコン、車の修理、ガーデニング、服のデザイン・縫製など、日常生活の中で手を動かす活動も治療的効果があります。自分や周囲に貢献できる実感が得られます。
運動
-
運動は気分を高め、うつ症状を軽減します。テニス、空手、スケートボード、ヨガ、水泳、ウェイトトレーニング、トラックなどの個人スポーツや、バスケットボール、サッカー、野球、バレーボール、ホッケー、ラクロスなどの団体スポーツがあります。団体競技は友情やチームワークの学びも提供します。
地域参加
-
学校のクラブ、教会のユースグループ、環境保護団体、Bikes not Bombs、アムネスティ・インターナショナル、政治団体など、さまざまな組織に参加できます。近隣のリサイクル活動やスケートパークの運営など、地域レベルでの貢献も有意義です。「世の中の問題に対して自分に何ができるか」を問いかけることで、絶望を行動へのきっかけに変える視点を育てます。
グループ療法
-
ハイキングやロープコース、サウナ、壁画制作、劇の衣装作りと上演、詩のスラム、手紙の交換と朗読、人生のタイムライン作成、ウェブサイトやチャットルーム・ブログの共同運営、メンバーの文章を集めたジャーナルやアンソロジーの出版、自然観察文の執筆などが考えられます。活動は指示ではなく、メンバーの会話や希望から引き出し、全員が納得できるよう投票や合意形成のプロセスを設けましょう。
