MMPIの回答方法と注意点
臨床心理士は、ミネソタ多項人格質問票(MMPI)を用いて、精神疾患の可能性を評価し、適切な治療法を決定し、消防士や警察官、救急医療従事者などの高リスク公務員候補の安定性を評価します。訓練された臨床医が被検者の学歴や人生歴と照らし合わせて分析すれば、MMPIは精神的・感情的障害を特定する有効なツールとなります。
MMPI回答手順
- 1. 真偽で答える
各文は第一人称で提示されます(例:「朝はよく体調が悪くなる」)。自分に当てはまるかどうかを判断し、真(True)か偽(False)で回答してください。
- 2. わからない項目は空欄に
内容が不明瞭で答えられない場合は「答えられない」として空欄にできます。MMPIは最大30件までの「答えられない」回答を許容しますが、30件以上になるとテストは無効となります。心理士の中には10件以上で無効とみなす人もいるため、できるだけ正確に回答し、無効と判断された場合は再受験が必要です。
- 3. 各質問を個別に考える
テストは時間制限がありませんが、各項目に十分な注意を払うことが重要です。短縮版MMPIは最初の350問、全版は567問で、所要時間は60〜90分です。疲れや飽きが出たら一度中断し、数分間休憩してから続行してください。
- 4. 正直に答える
MMPIには4つの有効性尺度が組み込まれており、回答を意図的に操作しようとすると検出されます。正直な回答が最も信頼できる結果をもたらします。
