カウンセリング心理学 V:臨床心理学とは何か
歴史
心理学者 Raymond L. Richmond 博士は、"clinic"という語源はラテン語の clinicus、すなわち寝たきりの患者を診る医師に由来すると説明しています。臨床心理学は「病んだ」患者の治療に焦点を当てる分野です。
特徴
Richmond 博士によれば、カウンセリング心理学は「カウンセリングの実践に特化した心理学の一分野」と定義されます。主に仕事・学校・家庭に関する問題や役割の課題を解決する支援を行います。
違い
John Norcross 博士は、臨床心理士は重度の精神障害を抱える患者を対象にし、カウンセリング心理士は比較的健康で病理的でないクライアントやキャリア・職業評価を中心に扱うと指摘しています。
類似点
近年、両分野は統合が進んでおり、米国心理学会(APA)は長年前に臨床心理学とカウンセリング心理学のインターンシップを区別しなくなりました。
考慮すべき点
臨床・カウンセリング心理士はいずれも高度な訓練を受けています。心理的支援を求める際は、治療目標や来院理由を心理士に伝えることで、あなたに適した専門領域と治療方針がマッチします。
