プレイセラピーの実施方法

プレイセラピーとは

プレイセラピーは、セラピストが子どもと対話し、感情表現を促すための技法です。音楽や絵本、物語作り、手紙を書いたり、ボール遊びなど様々な遊びを通じて、言葉で感情を表しにくい子どもたちの心に働きかけます。感情的な傷を抱える子どもに洞察を促し、修正的な情緒体験を提供します。セッションは通常30〜50分で、週に1回行われます。

必要なもの

  • おもちゃ
  • 子ども向けの絵本
  • サンドトレイ(砂と小さなオブジェクト)
  • 子どもが安心できるセラピー室

実施手順

  1. ヒアリング
    子どもの保護者と面談し、セラピーを受ける背景や感情・行動上の課題を把握します。同時に子ども本人にも話を聞き、本人の視点での問題認識を確認します。
  2. 子どもの性格と遊びの好みの観察
    子どもの性格に合わせた遊びを選び、安全で評価的でない雰囲気を作ります。子どもが好きなこと・嫌いなこと、感じていることを自由に表現できるようにし、非言語的なサインも注意深く観察します。
  3. 家族の関わり方の調整
    保護者への進捗報告や、必要に応じて家族参加型のセッションを実施します。場合によっては家族全員でプレイセラピーを行い、治療効果を高めます。
  4. セラピー室の準備
    サンドトレイ、絵本、ボール、人形など、様々な遊具を揃えておきます。サンドトレイでは子どもがミニチュアを配置し、物語や感情を投影します。ボール遊びはリラックス効果があり、会話を自然に引き出します。人形やぬいぐるみは子どもの内面を観察する手がかりになります。

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