落ち着きを提供する危機介入室の設計ポイント
治療的危機介入室は、トラウマ体験に伴う心理的ストレスを抱える子ども・青年・大人が、抑うつ、不安、イライラなどの急性反応から回復し、通常の機能レベルに戻るための落ち着きの空間です。
部屋の色
- 青・紫・緑などのクールな色調を使用すると、リラクゼーションを促進し、イライラや不安を軽減し、攻撃的行動を抑える効果があります。
- 赤・オレンジ・黄といった暖色は感情を刺激し、危機時の身体的・情緒的反応を強める可能性があるため、使用は避けます。
部屋の備品
- 快適な座席を最低1つ設置し、年齢に応じた使用感の良い家具や装飾を配置します。
- 視覚・触覚・聴覚・嗅覚を刺激するアイテム(柔らかな照明、触感玩具、静かな音楽、アロマなど)を取り入れ、感覚統合を支援します。
期待できる効果
- 攻撃的行動の抑制により、身体的拘束や隔離の必要性が減少します。
- 極端な感情が鎮まり、危機的出来事についてより冷静に考え、建設的な対処が可能になります。
